2026年01月15日
新機種紹介
心躍る上質なインテリアで
“非日常のときめき” を
Honda PRELUDE
2025年9月に発売された本田技研工業株式会社(Honda)の新型「プレリュード」に、
当社製のシートとドアトリム(ドアの内張り)が採用されました。
洗練されたスタイルと爽快な走りで人々を魅了する「プレリュード」の、
快適で上質な車室内空間を実現した製品の開発に迫りました。
Profile
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根岸 寛興
シート機種LPL(ラージプロジェクトリーダー)
1998年入社。入社から20年以上にわたり衝突安全関連の業務に従事。2022年に異動し、今回のプレリュードから、初めて新機種開発の全体を統括する機種LPLを担当。
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森 功一
ドアトリム機種LPL(ラージプロジェクトリーダー)
1988年入社。入社から十数年間は鈴鹿工場で生産に従事。その後8年間のブラジル駐在を経験し、帰任後も新機種開発の生産領域に携わっていたが、今回より初めて機種LPLを担当。
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望月 治希
第一設計部
シート設計PL(プロジェクトリーダー)
2009年入社。入社時から現在に至るまで設計業務に従事。量産機種・先行開発のいずれにも携わった後、今回初めて量産機種シート設計のプロジェクトリーダーを担う。
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原 拓也
第一設計部
ドアトリム設計PL(プロジェクトリーダー)
2013年入社。入社以来、さまざまな機種のドアトリム設計を担当。本プロジェクトにおいても、ドアトリム設計のプロジェクトリーダーを担う。
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生澤 晃
機種計画部
シート量産性検証担当
2001年入社。入社以来一貫してシートの試作領域を担当。2012年からの北米駐在時にはNSXのシート開発にも携わり、帰任後もあらゆるスポーツタイプの機種開発を手掛ける。
生澤その筆頭とも言えるのが、ヘッドレストを囲むエリマキ形状です。最小限の組立工数と、形状・強度出しをどのように両立させれば良いのか、非常に頭を悩ませました。結果として、パッド自体に太めのワイヤーフレームを仕込んで一体成形する手法を考案しました。(図1)これにより、スリムかつ存在感のあるハイバックシートを完成させることができました。
もう一つの課題はヘッドレストの縫製でした。横から見た縫製ラインの曲線度合いがとても急なものであり、これを従来設備で再現しようとすると、縫い代※に引っ張られて縫製ラインが蛇行してしまう現象に直面しました。そこで縫いながら縫い代をカットできる専用ミシンを新たに導入し、この特徴的なヘッドレスト形状を実現しました。(図2)
※縫製用に生地に余裕を設けた部分