事業内容
四輪・二輪車用シート、内装品を開発から生産まで手掛け、
世界13カ国からグローバルに供給する自動車内装品メーカー
テイ・エス テックは、1960年に設立以来、60年以上にわたって四輪車や二輪車用シートを中心とした自動車内装品の開発・生産に取り組んでいます。日本のみならず、1977年に開始した北米での現地生産を皮切りに、現在では世界13カ国から各地のお客さまに製品をお届けしています。
これまで培ってきた先進的かつ独創的な「安全」「環境」「魅力商品」技術を活かし、シートだけでなく、内装全体でクルマに乗る人が快適に過ごせる車室内空間を提供していくことで、皆さまから存在を期待され「喜ばれる企業」であり続けることを目指しています。
四輪事業
当グループの主力事業は、シートやドアトリムをはじめとする自動車内装品の開発・生産です。
人によって感じ方の異なる快適さや疲労感などを人間工学にもとづいて研究を重ね「快適で疲れにくい」シートを追求しています。また、多彩なシートアレンジ技術を強みとしており、より便利で使いやすい車室内空間を実現させるべく、当グループが手掛ける内装品を組み合わせた新たな価値創造に取り組んでいます。
事業別売上収益
4,112億円
売上構成比率
93.1%
主な受注機種
二輪事業
シートおよびフェンダーなど樹脂部品の開発・生産を手掛けています。
当社創業の基点である二輪車用シートは、快適な乗り心地や耐久性を進化させ続けており、四輪車用シートで培われたノウハウも活かした商品開発に取り組んでいます。それにより、高い商品性が評価され、国内大手4大二輪メーカーや米国のHarley-Davidson, Inc.といった多くのメーカーと取引を行っています。
事業別売上収益
80億円
売上構成比率
1.8%
主な受注機種
その他事業
四輪車や二輪車のシート製造技術を活かし、水上バイクや医療用チェアなどの異業種分野へも事業を展開しています。
事業別売上収益
224億円
売上構成比率
5.1%
主な受注機種・商品
主な取引先
本田技研工業株式会社、スズキ株式会社、Volkswagen AG、SEAT S.A、ヤマハ発動機、カワサキモータース株式会社、Harley-Davidson, Inc.、パラマウントベッド株式会社など
当グループの主要顧客は本田技研工業株式会社および同社関係会社(以下「ホンダ」)です。
全世界で生産されるホンダ製四輪車の約6割(当社調べ)に当グループのシートが搭載されています。設立以来、ホンダへ製品を供給し続けてきた当社は、開発力・品質・コストなど、各領域において高い信頼を得ています。