二輪車用製品

二輪車用シート

スクーターから大型バイクまで世界各国のお客さまのニーズに合わせて高性能な製品を提供

ホンダ ゴールドウイングというバイクの背もたれがついた大きなシートの写真。

当社創業の基点である、二輪車用シートは、新たな素材開発や加工技術の確立によって乗り心地やデザイン、耐久性が大きく進化しています。
そして今もなお、炎天下や豪雨など、さまざまな環境においても衰えることのない快適性や高品質を追求しつつ、使い勝手や足着き性などを十分に考慮しながら、高性能な製品を提供しています。

リアルステッチ
二輪車用シートのリアルステッチ部分を拡大した写真。

一枚物の表皮に、縫い目などを転写によって本物のように再現する技術で、防水性とデザインの自由度を高めました。

複層クッション
二輪車用シートの一部をカットし、複層クッションの構造がわかる写真。

フィット感に優れた高耐久ウレタンと底付き感を防止する網状クッションの複層構造にすることで乗り心地を向上させました。

熱くなりにくいシート
従来の二輪車用シートと開発された熱くなりにくい二輪車用シートのサーモグラフィ画像。従来品は表面温度が80度なのに対して、開発品は66度に押えられている。

炎天下などで、シートが熱くなり過ぎないように、表皮に当たる日光の赤外線を透過させ、表面温度の上昇を抑制します。

環境への取り組み
開発中のバイオマス素材を原料とする二輪車用シートの底板部の写真。

シート底板に使用するガラス繊維の代わりに、植物由来のセルロースナノファイバーを加えた複合材を開発。CO₂吸収量の減少した高樹齢木材の活用と36%の軽量化を実現しています。