四輪車用製品

フロントシート

快適で疲れにくいシート
世界TOPレベルの安全性と軽量化もあわせて実現しています

白いフロントシート

乗員の体を支えるシートの快適性を実現するために、座った瞬間に感じる「座り心地」や、長時間座り続けたときの「疲れにくさ」を追求しています。快適さや疲労度は人によって感じ方が異なるため、それらを数値に置き換えて定量評価するなど、人間工学に基づいた研究を重ね、テイ・エス テック独自の理論によって、より快適なシートの商品化に取り組んでいます。

軽量で安全なシートフレーム
背もたれと座面のサポートマットが特徴的な最新のシートフレーム

独自の技術を用いて高い頸部衝撃緩和性能を実現した、基幹フレームです。超ハイテン材(超高張力鋼板)※1の適用拡大や薄板溶接技術※2などの軽量化技術を活かすことで 、強度・安全性能を維持向上させつつ大幅な軽量化を実現しています。

  • 一般的な構造用鋼材に比べ強度が高く薄肉化できる鋼材成形性と強度を両立させることが難しい
  • 薄い鋼板を強度を確保しながら溶接する技術
座圧分散技術
上:圧力が1点に集中すると、時間の経過と共に痛みへ変わり、下半身への血流量の低下に繋がります。そこで、形状・厚み、硬さ、表皮材物性などの組み合わせにより、お尻への圧力を分散させて、長時間座っても疲れにくいシートを目指しています、下:従来シートと快適技術搭載シートが150分の走行時間で臀部の痛みにどれほど差があるか指し示す棒線グラフ。従来シートは150分で臀部の痛みが8点相当だが、快適技術搭載シートは4点相当におさまっている

圧力が1点に集中すると、時間の経過と共に痛みへ変わり、下半身への血流量の低下に繋がります。そこで、形状・厚み、硬さ、表皮材物性などの組み合わせにより、お尻への圧力を分散させて、長時間座っても疲れにくいシートを目指しています。

ミッドシート

当社の考える快適姿勢理論に基づいて、最上の快適性を実現しています

オットマン機構

ロングスライドとの併用で前席を気にせず足を伸ばし、よりリラックスした姿勢をとることができます。

無段階調節アームレスト

リクライニング角度によらず座った人の好みに無段階で調節できるアームレストです。

中折れ機構

どのリクライニング角度でも頭と肩のサポートを可能とする機構です。

リアシート

簡単な操作のみで床下収納できるシート
さまざまなシートアレンジを可能としています

肩口のストラップを引くだけで、背もたれが前に倒れ、床下にもぐり込み、あとは少し押し込むだけの簡単操作。フラットで広々としたラゲッジスペースに。左右独立して収納可能なので、リアゲートからのスムーズな乗り降りや荷物の積み下ろしなど、使い方の幅が広がります。

  • ストラップを引くだけで、背もたれが前に倒れ、床下にもぐり込み、あとは少し押し込むだけのらくらく操作

  • 左右独立して収納が可能で、リアゲートからの乗り降りもスムーズ

  • 両方を収納すれば、フラットなラゲッジスペース

ドアトリム

上質な空間を演出する高品質な製品を、競争力ある価格で提供

茶色い差し色が高級感のある黒いドアトリム
固い樹脂部分とアームレスト、毛足の短い高級感のある表皮が組み合わさった部分を拡大しているドアトリムの写真。

ドアトリムを構成する部品各々に適した最適な工法を組み合わせることで、高級感のあるシボの表現や立体的な加飾縫製など、上質な外観を持った製品を提供しています。

白いアームレスト部分を拡大したドアトリムの写真。

接着剤を使用しないアームレストの生産工程をはじめ、自動化ラインを積極活用することで、品質を高位安定化させながら、環境に配慮したモノづくりに取り組んでいます。