開発体制

安全性をより確かにするために

高精度の衝突試験によりシートの安全性能を実証しています

安全性の高い製品の開発を実現するために、栃木県の「セイフティテクニカルセンター」及び北米の「テイエス テック アメリカズ インコーポレーテッド」に合計3台のダイナミック試験機を設置。さまざまな観点から衝突安全性能のテストを行っています。
実車の衝突により近い状況(衝突波形)をつくり出すことができるダイナミック試験機を用い、数多くの実験データを蓄積。高い精度の衝突試験及び評価が可能であるとともに、蓄積された実験データを活用した、CAE解析も行っています。

商品性をより高めるために

「LPL体制」により、競争力と
独自性の高い魅力ある商品の開発を行っています

新製品の開発において、テイ・エス テックは「LPL体制」を導入しています。これは、海外拠点も含めた各部門を取りまとめるLPL(ラージプロジェクトリーダー)を配置し、企画立案から量産までをトータルにマネジメントするものです。LPLが対顧客の窓口となり、各部門をリードしながら、当社独自の競争力の高い魅力ある製品の開発を行っています。

高度な試作検証技術により、商品性を確かなものに練り上げています

設計上は確かなものであっても、実際に製品を造り上げる上では、造り勝手の悪さや見映えの不具合が生じる事があります。できあがった図面に基づき、熟練した試作技術者が実際に試作品を製作したり、CAEツールを使いながら、製品の精度や出来映え、量産にあたっての問題点などを検証します。
問題点は各部門へフィードバックされ改善を行うことで、製品仕様を熟成しています。

素材の特性(伸縮性など)を加味したCAEでの試作シミュレーション(トリムカバーの例) / 型紙の生成 / 実際の製品へ展開

品質に万全を期するために、製品評価だけでなく
徹底した素材評価も行っています

より質の高い製品をつくるために、テイ・エス テックは素材評価を行っています。布地、樹脂、ウレタン、鋼材、接着剤など、製品を構成する原材料を評価したうえで、最適なものを厳選します。製品そのものの評価だけではなく、素材評価を行うことによって、品質に万全を期しています。

いまやシートに欠かせなくなった電装部品も部品レベルだけでなく、
シート全体で企画からシステム検証までを行っています

時代とともに高機能化していく自動車用シートの中には、多くの電装部品が搭載されています。その役割はさまざまで、安全や快適などシートの価値を高める重要部品となっています。当社では、お客さまへの新しいシートの機能提案から、その先の制御設定、システム検証までを自己完結で技術開発しております。

外部の電磁環境から隔離された
シールドルームでシステム検証を行なう

開発の流れ

1. 調査・先行企画 自社の製品位置づけを明確にするために、市場調査などを実施。調査に基づいた競争力ある提案を検討します。 / 2. 企画提案 自動車メーカーから提示されるコンセプトに基づき、自社調査・検討の結果を踏まえた企画提案を行います。 / 3. 設計 CADを使って、当社が独自に設計を行います。設計データは各部門の意思を反映しながら熟成させていきます。 / 4. CAE解析 CAEを駆使して、試作品をつくる前に、製品の加工法や構造、材料などの解析評価を行い、図面を熟成します。 / 5. 試作研究 CAE解析で充分に精度を高めたうえで試作品を製作し、よりつくりやすい仕様や、商品性の向上などを検討します。 / 6. 衝撃試験 ダイナミック試験機を使って精度の高い衝突試験を実施。製品の安全性能を実証します。 / 7. 耐久・性能試験 製品そのものの強度耐久から、あらゆる環境下での耐久や性能評価まで、幅広い試験を実施します。 / 8. 評価(レビュー) 製品の設計仕様はさまざまな観点から繰り返しレビューされ、抽出された課題は関連部署へフィードバックし、改善された上で承認されます。

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