ステークホルダーエンゲージメント
当グループは、お客さまをはじめ、社員、株主・投資家、お取引先、地域社会の皆さまからの期待に応え、存在を期待され「喜ばれる企業」であり続けることを理念の一つとしています。その実現のため、私たちはステークホルダーの皆さまと積極的な対話を継続して行い、いただいたご意見やご要望を経営に反映しています。
※表は左右にスクロールできます。
| ステークホルダーとの関わり | 対話方法 | |
|---|---|---|
| お客さま （自動車メーカー、エンドユーザーの皆さま） |
日頃の対話を基に、商品開発の初期段階からお客さまのニーズをくみ取り、期待を超える商品を提供することで長きにわたって信頼関係を構築しています。また、エンドユーザーの皆さまからも積極的にご意見を頂戴し、より良い商品開発へとつなげています。 |
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| 社員 | 当グループは「人材重視」「喜ばれる企業」の理念の下、全ての社員がやりがいを感じて成長できる企業でありたいと考えています。そのため働きやすい職場づくりに向けて、さまざまな環境整備を行うとともに、社員エンゲージメントの向上に向けた取り組みを加速させています。 |
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| 株主・投資家の皆さま | 当グループではディスクロジャーポリシーに基づき、迅速、正確かつ公平な情報開示に努めています。また、今後の中長期的な企業価値向上を図るべく、株主・投資家の皆さまとの対話に積極的に取り組んでいます。 |
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| お取引先 | 当グループが高品質な製品を安定的に供給していくためにはお取引先との強固なパートナーシップが欠かせません。各お取引先に対して公平・公正な対応を行い、グローバルで相互の信頼関係を構築していくため「サプライヤーサステナビリティガイドライン」に沿って、対話を行っています。 |
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| 地域社会の皆さま | 地域社会に根ざした企業でありたいとの想いから、子どもの育成支援や環境保全などさまざまな社会貢献活動に取り組んでいます（2023年3月期には全世界で213件）。今後も社会と共に持続的な成長を遂げていくため、地域ごとのニーズに沿った取り組みを行っていきます。 |
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具体的な事例
お客さまとの関わり
次世代車を見据えた新たな車室内空間を提案
近年の自動車業界における劇的な環境変化に対応しつつ、お客さまのニーズを正確に把握し、期待を超える商品を提供していくためには、商品・技術提案を交えた意見交換が重要となります。
その取り組みの一つとして、2022年11月には次世代車室内空間発表会を開催し、国内外の自動車メーカー各社に対して提案活動を行いました。VR映像と連動して、運転支援機能や高効率シート空調などの体験ができる「XR Cabin」や、当社が持つ最新技術の数々を紹介し、お客さまからさまざまなご意見をいただきました。
そのご意見を基に、お客さまのニーズに沿った商品開発に取り組みつつ、オリジナル技術にも磨きをかけていくことで、お客さまにより魅力ある商品を提案しています。
株主・投資家の皆さまとの関わり
積極的な対話を通じて得られたご意見を経営に反映
株主・投資家の皆さまへ当グループの業績や経営における考え方などをご理解いただくため、積極的なIR活動を行っています。当社のWebサイトを通じて、決算情報や適時開示情報を速やかに掲載するとともに、半期ごとに決算説明会を実施し、その関連資料をWebサイトに公開しています。また、四半期決算ごとに証券アナリストや機関投資家の皆さまに対してミーティングの機会を設けており、年間で延べ250回以上の対話を行っています。対話を通じて得られた貴重なご意見は、取締役会などにて報告され、経営に反映していくことで、持続的な企業価値の向上を目指しています。
地域社会の皆さまとの関わり
地域社会に根ざした子どもの育成支援
当グループは企業理念の一つである「喜ばれる企業」の下、各地域の特性やニーズに応じた社会貢献活動に取り組んでいます。2022年7月、インドのTS TECH SUN RAJASTHAN PRIVATE LIMITEDでは、子どもの学習環境改善のため、地元小学校に対して机・椅子の寄贈やトイレの改修を行いました。また、国内でも株式会社テイ・エス ロジスティクスでは、事業所から排出される資源ごみを有価物として処理し、対価を児童養護施設に寄付するなど、世界中で子どもの健全な育成を支援する活動を展開しています。その他にも、植樹による緑の生態系保全活動や、障がい者の就労支援を目的とした社内カフェを運営するなど、地域に根ざしたさまざまな活動を行っています。
