2024年12月20日
活躍する社員
子どもとのお出かけをもっと楽しく!もっと楽に!
「チャイルドファンキャビン」
家族みんなにやさしい車室内空間とは?

テイ・エス テックが次世代自動車を見据えた新たな車室内空間を提案する「次世代車室内空間発表会2024」にて発表した、
子どもの成長に合わせて使い方が変化する「あったらいいな」が詰まった子育てサポート軽空間「チャイルドファンキャビン」。
子育てを支える新発想が詰まったこの空間の開発リーダーに開発品に込めた想いを伺いました。
押野その他には、車内での待ち時間の困りごとです。例えば、お子さんの習い事までの間や病院の診察までの時間など、すき間時間は意外と多く、お子さんが退屈してしまうとの声がありました。その課題を解決するため、後席には、ノートや学校支給のノートパソコンが置けるしっかりとした折りたたみテーブルを設置しました。また、後部座席にもシートの高さを調整できる機構を搭載することで、小さなお子さんでもテーブルにちょうどいい位置で座れるように工夫しています。これにより、車室内でお絵描きや宿題、ちょっとした食事など、すき間時間の活用の幅が広がります。
さらに、小さいお子さんだと車窓から外の景色があまり見えず、すぐに退屈してしまうという意見がありました。そこで、座席を高くすることで、視点が上がり外の景色を楽しんでもらえるようにしています。
押野後部座席の両肘アームレストもおすすめ機能です。通常、軽自動車などの後部座席には中央にしかアームレストはありませんが、両側に備えることで、授乳中のお母さんが赤ちゃんを抱えやすくしています。また、アームレストは回転して幅を変えられるようにしているので、肘をより安定して置けます。この機能は、車内でスマホ操作や本を読んだりする時にも楽な姿勢がとれるようにしています。
運転席と助手席の間に設置したセンターコンソールのアームレストにはスライド機能を持たせました。これにより、前の席から後ろのお子さんに、ちょっとしたお菓子や飲み物を手渡しやすくする便利機能なんかも用意しました。その他にも、助手席と後部座席をフラットにアレンジすることで、お子さんの遊び空間や大人の方でも寛げる広々空間を作れたり、前席にはリフレッシュできるマッサージ機能を搭載したりと、軽自動車を活用する皆さんにきっと喜んでいただける多彩な機能を開発しました。