

パーツが多いドアトリムづくりは
地味なようで、意外と奥が深い
機種計画部 新機種企画課 生産技術の仕事【S.S】 2014年入社
※記事内容は取材当時(2019年11月)のものです
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どんな仕事?
新機種企画課にはシート係と内装係があり、内装係はドアトリムの担当です。各量産工場の目線に立って、ドアトリムの生産ラインの工程設計をしています。工場での困りごとを吸い上げて開発・技術本部にフィードバックするなど、開発・技術本部と工場間のサポート部門といったところです。どんなに優れた開発をしても、量産できなければ意味がありません。作業者が作りやすい仕様の提案や、どうすれば効率よくコストを抑えられるか、つねに試行錯誤しながら業務にあたっています。その他、海外拠点の工場をサポートする役割として、新設計した生産工程案の海外拠点への水平展開や、海外では製作できない設備の手配にも携わっています。
日々、心がけていることは?
「わからないことは、とことん聞く」がモットーです。社長への報告会で、「自信なさそうにしているのは、わからない証拠だね」と、言われることがあります。中途半端な知識のまま報告しても、質問されたら答えられないけれど、完璧に理解していれば、自信を持って答えられますよね。だから、わからないことは、とことん追求します。それから、「つねに笑顔で、明るく、ポジティブに」。いろいろな部門と関わるなか、お互いの意見を100%通すわけにいかず、どこか落とし所を見つけなくてはいけないし、制約も多い。そんなとき、「ここを乗り越えれば」「これはステップアップになる」など、ポジティブに意味づけをするようにしています。