シートができるまで

テイ・エステックグループでは、製品の企画立案から量産までを一貫して行い、世界中のお客さまに製品をお届けしています

先行開発

市場ではどのような製品が求められているのかを分析し、ニーズに沿った製品を考案します。また、新規ビジネス拡大に向け、お客さまである完成車メーカーごとの機種計画の調査や経営戦略に鑑みた受注機種計画の策定を行います。

お客さまのさまざまなニーズを分析した上で、製品仕様とコストを提示し、プレゼンテーションを通して受注を獲得します。その後、量産に向けて、仕様やコストなどの細部について検討と交渉を行います。

シート開発は、設計部門が図面を構想するところから始まります。お客さまの要望に応えることはもちろん、少ないコストで効率的な生産が可能な設計が求められます。社内、お客さま、取引先と連携し、魅力商品をカタチにしていきます。

設計図を基に試作した製品を安全性や快適性、耐久性、生産性といった多角的な視点から評価・検証を行います。結果は設計部門へフィードバックされ、より完成度の高い設計図になります。
評価・試験をクリアすることで、量産に進むことができます。

シートはおよそ数百点の部品で構成されており、日本国内だけではなく世界中のメーカーから部品や材料を調達しています。
購買部門が高品質なものをより安く、安定的に調達できる取引先を日々開拓しています。

製品を計画台数に沿って安定的に量産するためには、高効率でありながら、人や設備に無理のない生産ラインであることが大切です。
そのため、生産ライン設計を行う生産技術部門が、開発部門と量産部門のつなぎ役となり、合理的な量産体制を構築していきます。

工場では発注に基づいて、生産計画の立案から、要員調整、資材手配、設備保全などを行い、高品質な製品を安定的かつ安全に生産しています。
こうして組み上げられた製品は、厳密な品質検査を受け、お客さまの元に届けられています。