

BOOTH INFO
TSテックは、自動車用シート(座席)、ドアトリム(ドアの内張り)、二輪車用シート等を開発から生産まで一貫して行う自動車内装部品の総合メーカーです。
「座る」ことを哲学し、科学し続ける当グループは、自動車用シートの新しい魅力、未来の可能性を探求し、今までにない価値を創造しています。
今回のモーターショーでも、『Touch“座”Dream』をコンセプトに、「みんなの夢、未来の“座る”」を提案し、触れて、体感頂ける製品の数々を展示いたします。

クリックすると写真が表示されます。
各製品の詳細情報をPDFでご覧頂けます。(日本語/English)
「運転しながら エクササイズ」エクサライドシートを参考出品

「座る」を哲学し科学する研究会 座ラボのアイデアから生まれたシート。2016年11月19日(土)の「座フォーラム」にて提案した、未来の「座る」のアイデアのひとつを具現化しました。
快適ポジションに補正する機能や、理想の姿勢にうながす形状に自動調整する機能に加え、「運転しながらエクササイズ」できる機能を搭載しています。
エクササイズとライディングをかけ合わせた造語「エクサライドシート」と称し、超高齢社会における健康寿命延伸を視野に開発しました。
※座ラボとは? …「座る」を哲学し科学する研究会です。研究会には、バイクや自動車のシートを50年以上つくりつづけてきたTSテックの、様々な部署から先鋭の若手社員が集まりました。「座る」をイチから議論したり、世の中の「座る」を調査したり、もっと快適な「座る」を追い求め研究しています。
「まるで浮いている」ような感覚を目指した、やすらぎ空間(シート)を参考出品

このコンセプトモデルは、社内で特別に結成したプロジェクトから生まれたアイデアを具現化したものです。
「まるで浮いている」ような着座感覚により、走行中に受ける様々なストレスを取り除き、乗っている人に『究極のやすらぎ』を提供したいと考えました。
また、このシートには、着衣のまま心拍を測定できるセンサーを内蔵しており、この心拍値を「やすらぎ度合い」の目安のひとつにしております。
走行状況に応じて、2輪車シートの高さ・形状を自動制御する「スマートシート」を参考出品(VRツーリングで体感)

2輪車における、乗降時や停車時に足が地面につきづらい、巡航時やワインディング時にひざが窮屈になる等のライダーの悩みを解決すべく、シートの高さや形状を自動で制御する機構を開発しました。
今回の展示では、仮想現実装置(VRツーリング)を用いて、この機能をよりわかりやすく、ご体感いただけます。
有人宇宙船の乗員安全評価法についての取組みを紹介

当社は、東京大学・宇宙航空研究開発機構(JAXA)との社会連携講座において、安全評価技術の開発を目的とした研究に取り組んでいます。
その要旨は、「有人宇宙ミッションにおける宇宙飛行士の更なる安全性の向上」、「数値シミュレーションによる定量的安全性評価法(QSA)を獲得」、「宇宙船シートの安全設計を行い、設計知見を広げる」の3点で、東京大学、JAXAのほか、日本自動車研究所(JARI)、名古屋大学と当社が参画しています。
今回の東京モーターショーでは、この研究から得られた有人宇宙船における乗員安全評価法と、その基礎となる物理モデルをベースとしたシートコンセプトを参考出品いたします。